札幌の方より相続税についてのご相談
2022年08月03日
Q:相続税申告が必要なようですが、札幌の実家をどのように評価すべきかわかりません。税理士の先生にご相談したいです(札幌)
はじめて問い合わせをいたします。私は札幌に住む50代の女性です。2か月前に亡くなった父と札幌市内で同居していました。葬儀も無事に済み、少し心も落ち着いてきたので、弟と2人で遺産の整理を始めたところになります。手始めに父の預貯金を確認したところ、どうやらその額だけで、相続税申告が必要になりそうなのです。私も弟も税務に関してまったくのシロウトのため、非常に困っています。特に私が引き継ぐ予定である自宅は、売る予定もないため評価額がさっぱりわかりません。
全ての財産を申告しなければいけないのは理解しているのですが、どのように評価すべきか教えていただけませんでしょうか。(札幌)
A:相続税の対象となる土地は、路線価方式もしくは倍率方式で評価します。
札幌・旭川相続税申告相談室にお問合せいただきありがとうございます。
ご存知のとおり、相続税は申告納税制度を採用しているため、相続財産を引き継ぐ人自身で税額を計算しなければなりません。しかしながら、税務の知識がない多くの方にとって非常にハードの高い手続きでしょう。ぜひ税理士にご相談いただければと思います。
ご質問いただきましたご実家の評価方法ですが、ご実家を売却する必要はありません。相続税申告における遺産の評価方法は時価を基本原則としていますが、実際に売買するのは難しいケースが多いため、相続税評価額を算出するための基準が設けられています。
【土地の場合】
路線価方式か倍率方式を採用…路線価とはその路線に面する1㎡あたりの宅地の価額のことであり、国税庁のホームページから確認ができます。路線価が定められている地域の宅地は路線価を基準にし、その土地の形状や面積、周辺の環境などから補正を行います。路線価のない地域は倍率方式という方法を用いて計算します。倍率方式は、地域ごと地目で分けられた一定倍率を固定資産税評価額に乗じて計算をします。
【建物の場合】
固定資産税評価額を採用
不動産の評価は非常に複雑であり、税理士が計算しても熟練度によって評価額が変わる可能性があります。適正な額をきちんと算出するためにも、ぜひプロにご相談されることをおすすめいたします。
札幌相続税申告相談センターでは経験豊富な税理士が皆様の相続税申告をサポートいたします。札幌の近隣にお住まいの皆様、初回は無料相談を実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。札幌相続税申告相談センターの所員一同皆様のご来所を心からお待ちしております。
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