相談事例

札幌の方より相続税についてのご相談

2022年10月04日

Q:相続税の申告手続き中に自宅で見つかった多額の現金について税理士にお伺いします。(札幌)

札幌の実家に住む父が亡くなり10日ほど経ちます。葬儀ややらなければならないことは済みましたが、先日私と妹で実家の遺品整理をしていたところ、父のカバンから多額の現金が出てきました。もともとは遺言書がないか確認するつもりで色々探し始めたのですが、まさか現金が出てくるとは思いませんでした。父の遺産には不動産が含まれるため、相続税の申告は覚悟していましたが、ざっと数えても数百万円はあるかと思います。今となっては家族の財産ですし、妹と折半して終わりにしようかとも思ったのですが、今後税務署から指摘があったら困ると思い、札幌で相続税に強い税理士事務所を検索してこちらにご相談することにしました。このような現金の扱いはどうしたらいいでしょうか。(札幌)

A:被相続人が保有していた全財産が、相続税申告の対象となります。

まず、相続税の申告は「申告納税制度」といって、税務署などから納税額が通知されるわけではなく、相続人ご自身で遺産が相続税の対象かどうかの確認を行い、相続税額を計算して申告納税する必要があります。お父様がカバンにお持ちになっていた現金はいわゆる「たんす預金」と言われるものです。このように、銀行等に預けていた現金とは異なり、手もとに保管されていた現金もすべて相続税の課税対象となるため扱いにはご注意ください。基本的には被相続人が所有していた財産、とりわけ現金については全て相続税の申告対象となるため、漏れのないように集計しましょう。また、「たんす預金」をされる方の特徴として、ご自宅など様々な場所に現金を分けて保管していることがあるため、今後も注意して遺品整理を続けて下さい。
なお、たんす預金については正確な金額を証明する必要はなく、遺品整理で見つかった現金のみ集計すれば大丈夫です。

くれぐれも、見つかった「たんす預金」を放置、またはお手元で保管するようなことはしないで下さい。ご相談者様が懸念されているように、税務署は被相続人のみならず、相続人の銀行口座までも調査し、口座残高に動きがあった場合や不穏な動きがあった場合は調査することになっています。調査の結果次第では、相続人に確認を求めることもあります。

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